JPX日経400・JPX日経中小型 | 日本取引所グループ j20150515

(1)

JPX 400

算出要領

2015 ^年 5 ^月 15 ^日版

株式会社日本取引所グループ

株式会社東京証券取引所

株式会社日本経済新聞社

2015^年5^月15^日発行

(2)

1 目次

1. はじめに ... 3

2. 概要等 ... 4

(1) 概要 ... 4

(2) 為替ヘッジ指数の計算対象... 4

3. 計算方法 ... 5

4. その他 ... 8

(1) 公表 ... 8

(2) 利用許諾 ... 8

(3)

2 2015/1/16 ^初版

2015/2/9 為替ヘッジの数量決定に際して、「月末最終営業日」から「月末最終営業日の前営業日」の指

数値を用いることに変更。

（₂₀₁₅年₃月₂日の指数値計算から反映） 2015/5/15 ヘッジ対象通貨に以下の₂指数を追加。

・税引後配当込_JPX日経₄₀₀スイスフランヘッジ指数

・税引後配当込_JPX日経₄₀₀デイリースイスフランヘッジ指数

(4)

3

1. ^はじめに

・本資料では、株式会社日本取引所グループ（以下、「ＪＰＸ」という。）、株式会社東京証券取引所（以下「東証」という。）（以下、ＪＰＸと東証を総称して「ＪＰＸグループ」という。）及び株式会社日本経済新聞社（以下「日経」という。）（以下、日経とＪＰＸグループを総称して、「算出者」という。）が算出・配信を行う、_JPX日経インデックス₄₀₀（_JPX日経₄₀₀）の為替ヘッジ指数（以下「為替ヘッジ指数」という。）に関する算出方法等を示す。ただし、本資料に記載のない事象が発生した場合や本資料の方法による算出が困難と算出者が判断した場合は、算出者が適当とみなした処理方法により算出することがある。

・本資料は算出者の著作物であり、本資料の全部又は一部を、いかなる形式によっても、算出者に無断で複写、複製又は転載することはできない。本資料は、指数への理解を高めるために作成された資料であり、有価証券の売買等に関する勧誘等を行うためのものではない｡また、算出者は、為替ヘッジ指数の算出若しくは公表に係る誤謬、遅延若しくは中断、その算出若しくは公表の方法の変更、為替ヘッジ指数若しくは本資料に記載された情報の利用又はこれらに類する事由により発生するいかなる費用又は損害等について、その責めを負わない。

・為替ヘッジ指数は、算出者が排他的に所有する指数であり、算出者とS&P Dow Jones Indices LLC^{の子会社である}S&P Opco, LLC (^以下「S&P Dow Jones Indices^{」という。})^{との契約に} 基づいて、S&P Dow Jones Indicesが算出維持するものである。「_S&P®」はStandard & Poor’s Financial Services LLC (^以下「SPFS^{」という。})^{の登録商標、}^「Dow Jones®^」はDow Jones Trademark Holdings LLC (^以下「Dow Jones^{」という。})の登録商標であり、これらの登録商標はS&P Dow Jones Indicesに使用許可されている。「Calculated by S&P Dow Jones Indices」その他関連する記号商標について、算出者はその使用を許可されている。S&P Dow Jones Indices^、SPFS^、 Dow Jones及びその関連会社のいずれも為替ヘッジ指数をスポンサーもしくはプロモートするものではなく、また為替ヘッジ指数の算出上の過失に対し一切の責任を負わない。

(5)

4 (1) 概要

・為替ヘッジ指数は、日本円以外の通貨で投資を行う事を考慮し、_JPX日経₄₀₀の構成銘柄のリスクヘッジを行うのではなく、為替リスクのみをヘッジした場合のリターンを表象する指数である。

・為替ヘッジ指数は、保有するポートフォリオを１ヶ月の為替フォワード取引により継続的にヘッジした場合の値として算出される。保有するポートフォリオにおける為替リスクのヘッジ割合をヘッジ比率とし、為替ヘッジ指数におけるヘッジ比率は₁₀₀％である。よって、為替ヘッジ指数では、指数構成銘柄全体の為替リスクがヘッジされていることになる。ただし、あくまでも一定時点のポートフォリオ残高を月次でヘッジしているものであり、為替変動を完全にヘッジしているわけではない。

・デイリー版の為替ヘッジ指数は通常の為替ヘッジ指数から、更に為替フォワード契約の数量を計算対象指数のパフォーマンスに応じて日々調整するものである。

(2) 為替ヘッジ指数の計算対象

・為替ヘッジ指数の計算対象は、以下のとおり。

対象指数通貨

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ ユーロ

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ 米ドル

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ ポンド

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ スイスフラン

・デイリー版為替ヘッジ指数の計算対象は、以下のとおり。

対象指数通貨

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ ユーロ

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ 米ドル

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ ポンド

税引後配当込_JPX日経インデックス₄₀₀ スイスフラン

(6)

5

3. ^計算方法

・為替ヘッジ指数は、各月末の１ヶ月為替フォワードを用いて、インデックスポートフォリオの全てをヘッジすると仮定する。

・日次の指数リターン（すなわち指数値）は以下の２つのリターンの合成により計算される。 (1) 対象指数の外貨建のリターン（すなわち日本円を自国通貨としない投資家が為替ヘッジ

なしで対象指数に投資した場合のリターン）

(2) スポットとフォワード価格の線形補間により計算されるヘッジによるリターン

・対象指数に関する指数用株式数及び基準時価総額については、「_JPX日経インデックス₄₀₀算出要領」に記載する取り扱いに準じ、同日に算出される_JPX日経インデックス₄₀₀と同じ値を用いる。採用価格も同様である。

・為替ヘッジ指数のリバランス基準日は月末最終営業日の前営業日とし1、リバランス基準日の指数値を用いてフォワード取引量を決定する。

・基準日及び基準値は以下のとおり。

指数基準日基準値

税引後配当込_JPX日経₄₀₀ユーロヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀ドルヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀ポンドヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀スイスフランヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀デイリーユーロヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀デイリードルヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀デイリーポンドヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00 税引後配当込_JPX日経₄₀₀デイリースイスフランヘッジ指数 _2013/8/30 _10,000.00

・為替ヘッジ指数に利用する為替レートは、原則として _WM ロイターのロンドン時間 ₁₆ 時のレートを使用。

1 ₂₀₁₅年₂月最終営業日算出分の指数値までは、リバランス基準日は月末最終営業日となります。遡及して算出した値も同様に取り扱います。

(7)

6 各月を _mとし、各日を _d _{= 1,2,3…D}とする。（_md は、_m月の第_d日、_m0 は前月の最終営業日とする。_mr0 は前月の最終営業日の前営業日（リバランス基準日）とする。）

EH = 為替ヘッジ指数の指数値

MAFm= m月における為替ヘッジ指数の月次調整係数

 

 



 

0 0 m mr m

^EH _EH

MAF

E = 対象指数（外貨建て）の指数値 EL =対象指数（日本円）の指数値 HR = ^{ヘッジリターン} (%)

S = ^{スポットレート} (１外国通貨あたり日本円₎ F = ^{フォワードレート}(１外国通貨あたり日本円₎

F_Imd= m^月第d日における線形補間されたフォワードレート



^md ^md



md

^S ^D _D ^d ^F ^S

I

F _ _



 



  

 *

_

AFmd= m^月第d^{日におけるデイリー版} 為替ヘッジ指数の調整係数

0 1 m md

^EL _EL

md

AF 

^

m^月d^{日の指数値}



 



 _

 md

m m md

md ^HR

E EH E

EH

0 0^*

ただし、

md md

^EL _S

md

E 

(8)

7

 

^md ^m

mr m

m mr md

md md

mr m

md mr

^MAF ^S _F _F ^S _I ^MAF

S

D F

d

S D

S

F

HR S *

* _

*

0 0

0

_ ^ ^ ^  ^ ^  ^







 





 



 



  





とする。

また、デイリー版の為替ヘッジ指数のヘッジリターンについては、

d^日がm月の最終営業日でない場合



 _





 



mi

m mi

d m

i ^mi

md F I

S I

F AF S

HR _ _

0 1

d^日がm^{月の最終営業日の場合}



 _





 

 _











md m md

md m mi

m mi

d m

i ^mi

md S

S I

F AF S

I F

S I

F AF S

HR ⁰

1 0 0

1 1 0

1 _ _ _

とする。

(9)

8

(1) ^公表

・為替ヘッジ指数は、日経の指数情報サイト「日経平均プロフィル」に公表する。

・指数値の提供は₁日₁回に行う。

・各指数は、日々の指数算出方法と同様の方法で、₂₀₀₈年₁₂月₃₀日まで遡及して算出した。

(2) ^利用許諾

・為替ヘッジ指数は算出者の知的財産であり、同指数の算出、数値の公表、利用など指数に関するすべての権利は算出者が有している。このため、為替ヘッジ指数の一部または全部を利用した先物・オプションなどの金融派生商品の提供、ファンドやリンク債などの金融商品の組成・売り出し、又はデータ提供など、為替ヘッジ指数の一部または全部を商業的に利用する場合は、算出者との利用許諾契約が必要となる。

以上

JPX日経400・JPX日経中小型 | 日本取引所グループ j20150515

JPX 400

算出要領

2015 年 5 月 15 日版

株式会社 日本取引所グループ

株式会社 東京証券取引所

株式会社 日本経済新聞社

1. はじめに

3. 計算方法

 

 



 

EH EH

MAF





S D D d F S

I

F  



 



  

 *

_

EL EL

AF 

EL S

E 

 

MAF S F F S I MAF

S

D F

d

S D

S

F

HR S *

* _

*

        







 

 





 



 



  









2015 ^年 5 ^月 15 ^日版

株式会社日本取引所グループ

株式会社東京証券取引所

株式会社日本経済新聞社

1. ^はじめに

3. ^計算方法

^EH _EH

^S ^D _D ^d ^F ^S

F _ _

^EL _EL

^EL _S

^MAF ^S _F _F ^S _I ^MAF

_ ^ ^ ^  ^ ^  ^